うつ病や精神的な病には、身体からどのようなメッセージが伝えられているのでしょうか?
また、うつ病になると現れやすい症状(耳鳴りや頭痛など)も気になりますね。
ここでは、うつ病をスピリチュアルの観点からご説明します。
「うつ病」に隠されたスピリチュアル・メッセージ
「うつ病」という病気を肉体的なレベルで見たときに現れる症状として、
興味喪失・無関心・絶望感・やる気が出ない・閉じこもり・物事をくよくよ考える・眠れない
などが挙げられます。
また、悩み事を人に相談できない・人からのサポートを容易に受けない人も多いと言われています。
なぜ、うつ病になるとこのような症状になってしまうのでしょうか?
次に、感情的なレベルで見てみましょう。
うつ病になる人たちは、「精神的なプレッシャーが限界に達して、それ以上は耐えられない状況まできてしまった」のです。
また、うつ病になりやすい人は、「異性の親との間に、何らかの葛藤を抱えている」事が多いそうです。
既婚者の場合は、自分の異性の親に出来なかった「責める」という行為を、配偶者にしてしまう場合もあるようです。
人からサポートを受けない人の場合は、他者からの援助を拒絶することで、
親に対する恨みや憎しみの念をさらに自分の中に溜め込み、その結果自分がますます苦しくなってしまいます。
あなたのうつ状態が強ければ強いほど、親から与えられた傷が深い可能性があります。
それでは、うつ病の人は何に気づく事が大切なのでしょうか。
精神的なレベルから見てみましょう。
うつ病の人は、ありのままの自分を拒絶しています。
それは、拒絶された事、または拒絶される事に対する恐怖が
うつ病の人の心の傷となっているからです。
小さい頃に親に拒絶された経験がある方は、すぐに親を許す事は難しいと思います。
まずは、拒絶されて悲しかった・怖かった・怒りを感じた自分を認めて、
親に対して恨んだ自分を許すことから始めてみるといいかもしれません。
まずは、ありのままの自分を自分から受け入れてみるのです。
そして、「あなたの親も、親から拒絶された事」を理解して許してあげる事ができたら、
きっとあなたの心に思いやりの気持ちが芽生えることでしょう。
少しずつでいいと思います。
ゆっくり自分と向き合ってみてくださいね。
「精神的な病」に隠されたスピリチュアル・メッセージ
精神的な病気になるとはどういう事をいうのでしょうか。
肉体的なレベルで見てみると、
人格が混乱したり言動がおかしくなったりと、
その人の内面的に影響が及ぶ心の病のことを指します。
そして、感情的なレベルで見ると、
精神的な病になる人は、異性に対する親に憎しみを持っています。
小さい頃、親にありのままの自分を認めてもらえずに育ったため、
本当の自分とは別の自分になろうとした結果、
自分自身とのコンタクトが取れなくなったのです。
これは、うつ病の項目でも説明したように、
精神的な病になる人は
「自分を癒す事ができるのは自分以外にいない」という事を知る事が大切です。
そして、苦しみから抜け出すには遅すぎるという事はなく、
必ず抜け出せるという事を理解してくださいね。
傷つけられた過去を許す事ができてくると、
なにより自分が楽になってきますよ。
うつ病の”症状別”にみるスピリチュアル・メッセージ
ここでは、うつ病になると現れやすい症状について、スピリチュアルな視点で説明します。
すべての人には当てはまらないかもしれないので、参考程度に読んでみてくださいね。
「めまい」に隠されたスピリチュアル・メッセージ
めまいは、
「何か・誰かから逃げ出そうとする時に起こる」そうです。
または、自分を
「そそっかしい・おっちょこちょい」だと考えて自分を裁いている人にも起こりうるそうです。
もしかすると、過去に大きな苦しみや恐怖などを体験したことによって、
あなたの過剰な想像力となって、めまいを起こさせているかもしれません。
「吐き気」に隠されたスピリチュアル・メッセージ
吐き気を感じる人は、
「誰か・何かに脅かされている」と感じ、
そのことに対して嫌悪感を持っているようです。
そして、吐き気を感じる人は、
「今起こっている事に対しての、受け止め方を変える必要がある」
という身体からのメッセージなのだそうです。
「過食」に隠されたスピリチュアル・メッセージ
過食症になる人は、
「母親に見捨てられることへの恐怖」が関係しているそうです。
また、過食症になった人は、「母親を認めていない」とも言えるようです。
何か、母親との間で屈辱的な思いをした可能性があります。
そして、過食症になる人は、
「あなたのお母さんに対する反応は正しいと認める必要がある」
という身体からのメッセージなのだそうです。
「耳鳴り」に隠されたスピリチュアル・メッセージ
耳鳴りは、
「心の雑音が多すぎる」人がかかるそうです。
また、「自己コントロールを失うことに対する恐怖心を隠しながら、
バランスが取れているように見せている」場合も、耳鳴りが起こりやすいそうです。
そして、耳鳴りは
「外側からやってくる情報にもっと耳を傾けましょう」
という身体からのメッセージなのだそうです。
「頭痛」に隠されたスピリチュアル・メッセージ
頭痛になる人は、
「自分の欠点を取り立てて、大げさに自分を責めている」と言えるそうです。
自分に対して要求が高すぎる可能性があります。
そして、頭が痛い人は
「他の人たちの願望に自分を合わせる必要はない。本当の自分を取り戻す必要がある」
という身体からのメッセージなのだそうです。
「胸の痛み」に隠されたスピリチュアル・メッセージ
胸は、家族を象徴しているといいます。
胸が痛む人は、
「親に抱きしめてもらいたかったけど出来なかった」
「誰かに抱きしめられるのをためらった」
「家族のために奉仕しすぎた」
「自分あるいは他人を責めた後の罪悪感」
などがあるようです。
そして、胸が痛い人は
「自分の欠点や弱さ、限界を受け入れ、ありのままの自分を愛する事を許しましょう」
という身体からのメッセージなのだそうです。
「背中の痛み」に隠されたスピリチュアル・メッセージ
背中の上の方から首にかけて痛い人は、
「無理やり他の人の支え手になろうとしなくていい」
または
「あなたの期待に応えてくれないからと言って、あなたを愛していないわけではない事を知る」
という身体からのメッセージなのだそうです。
そして、背中の真ん中あたりが痛い人は
「財産を持つことを望んでもいい。物質を持つことを自分に許してあげましょう」
という身体からのメッセージなのだそうです。
そして、背中の下の方が痛い人は
「自分に限界がある事を認める」
「人から助けてもらいたい場合、あなたから人を助ける必要がある」
という身体からのメッセージなのだそうです。
この記事を書くために参考にさせて頂いた書籍
いかがだったでしょうか。
実は、今回の記事を書く際に参考にさせて頂いたのは、
リズ・ブルボー著『自分を愛して!』という書籍になります。
450項目もの病気や身体の不調の原因・対策を
「肉体的なレベル」「感情的なレベル」「スピリチュアルなレベル」から説明しており、
「読む救急箱」と謳われています。
私はこの本に出会ってから、病気など身体の不調は「自分からのSOS」なんだということが理解できました。
ご自身の理解を深めたい方におすすめしたい1冊です。
この記事を読んだ方におすすめ
以上、うつ病に隠されたスピリチュアルメッセージをご紹介しました。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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参考文献:リズ・ブルボー著『自分を愛して!』P53~54、P69、P168、P173、P280、P282、P285