うつ病になると現れる「不安や恐怖」「眠れない」などの不快な症状が
お花の持つ優しいエネルギーで緩和できるかもしれません。
今回は、うつ病の症状別で選ぶフラワーエッセンスの名前と特徴をご紹介します。
フラワーエッセンスとは?歴史や特徴、飲み方について
※ここでは、フラワーエッセンスに関する書籍を読んで勉強した事や筆者の経験を通した「知識や経験談」をご提供させて頂いております。
フラワーエッセンスとは、お花や植物の生命エネルギーをお水に転写した飲み物のことです。
フラワーエッセンスの歴史はかなり古く、
厳密には遡ることができないくらい古代から伝わる叡智なのだそうです。
1930年代にイギリスの医師であるエドワード・バッチ博士により確立されてから、
現在までに世界60ヶ国以上で愛され続けている自然療法です。
バッチ博士によるバッチフラワーエッセンスが有名ですが、
世界中には数多くのフラワーエッセンスが存在しています。
それぞれの持つ性格や心の状態に対応するフラワーエッセンスを飲むことで、
心のエネルギーバランスに調和を取り戻し
本来の自分に導いてくれると言われています。
ただし、医薬品としての扱いではないため、治療目的で使用することは推奨されていないそうです。
日本では、主に心の癒しに用いる方が多く、
中にはトラウマと向き合いたい方が手助けとして用いる事もあります。
化学物質などを一切含まないので、
赤ちゃんからお年寄りはもちろん、ペットや植物にも安心して使用できると言われています。
副作用の心配もなく、薬との併用も可能とのこと。
海外製品のフラワーエッセンスには保存料としてブランデーが使用されていますが、
日本向けにグリセリン(無色透明で甘い液体)が入ったフラワーエッセンスもあります。
フラワーエッセンスの種類は多いですが、
今、自分に一番強く現れていると感じる症状を優先するといいそうです。
フラワーエッセンスは一度に6~7種類まで調合(ブレンド)できますので、
複数の症状があってどのエッセンスを飲めばいいのか分からない・決められない場合は、
フラワーエッセンスを取り扱うお店にて相談される事をオススメします。
トリートメントボトル(ブレンド)の作り方はコチラ
フラワーエッセンスの作り方とトリートメントボトルの簡単な作り方
お店で売られているフラワーエッセンスって どのように作られているのか気になりませんか? また、バッチフラワーレメディ(フラワーエッセンス)を 複数混ぜて飲みたい場合の簡単な作り方とは? ...
フラワーエッセンスの飲み方・使い方
フラワーエッセンスの各ブランドによって推奨される飲み方、頻度は異なりますが、
一般的な飲み方の目安としては、
・一日数回(4回以上)
・一回数滴(2~4滴以上)を
・直接舌下(舌の裏側)に垂らして飲む
・お水やお茶などの飲み物に垂らして飲む
とされています。
個人的におすすめの飲み方
緊急性が高い場合(激しい落ち込みなど)は、
心の中で「(○○で落ち込んでいた)のが癒されました、ありがとうございます。」と繰り返し唱えながら
落ち着くまで「1分間隔・4滴以上」で飲んでいました。
また、
・皮膚やチャクラ、経路などに直接つける事ができる
・湯船に8~12滴ほど垂らして入浴する
・お部屋やオーラ体にスプレーする(浄化や保護)
など、色んな使い方ができるのが特徴です。
うつの症状「不安・恐怖」に対応するフラワーエッセンス
ここでは、不安や恐怖に対応するボトルをご紹介します。
バッチフラワーレメディ「アスペン」
おすすめなタイプ
・暗闇、死、病気、幽霊といった漠然とした不安感や恐怖に
・落ち着きが無い
・ビクビクしている
望ましい変化
原因の分からない恐れや不安を感じる
⇒恐れの原因がはっきりする。不必要な恐れを感じなくなる。
バッチフラワーレメディ 「ミムラス」
おすすめなタイプ
・対人恐怖症(人ごみが怖い・視線が怖い)など
・具体的なものに対する恐怖や不安
望ましい変化
理由のわかる恐怖や不安
⇒恐怖に適切に対処できるようになる。
うつの症状「やる気が出ない・疲れ」に対応するフラワーエッセンス
ここでは、やる気が出ない、疲れやすいといった症状に対応するボトルをご紹介します。
バッチフラワーレメディ「ホーンビーム 」
おすすめなタイプ
・短期・長期問わず心理的に疲労している(月曜病など)
・長期療養から仕事に復帰する際、なかなか意欲が湧いてこない
・長期的に同じライフスタイル(思考ばかり・座る姿勢が多いなど)のため疲れやすい。
望ましい変化
思考による心理的な疲れ。エネルギーが低下。
⇒頭がすっきり。元気を取り戻す。
バッチフラワーレメディ「オリーブ 」
おすすめなタイプ
・過重労働による疲れ(それに伴う不眠)
・介護疲れ
・疲れすぎて泣きたい・気分が悪い
※とても疲れている方が仕事の前に飲むと、眠気を感じる場合があるようです。
その際は、睡眠前やお休みの前に飲用されるといいと思います。
望ましい変化
肉体的にも精神的にも疲れている
⇒強さとバイタリティが蘇り、厳しい状況でも対応できるようになる。
うつの症状「悲観的・あきらめ」に対応するフラワーエッセンス
ここでは、悲観的であったり絶望、あきらめといった症状に対応するボトルをご紹介します。
バッチフラワーレメディ「ゲンチアナ 」
おすすめなタイプ
・配偶者を亡くして憂鬱・悲観的になっている。
・長期的に失業している状態。
・老人ホームに追いやられたと感じている。(自分は望んでいない)
・クラスでの問題に神経質になり、学校へ行きたくない。落ち込み。
・「どうせうまくいかない」全てに悲観的
望ましい変化
落胆したり、悲観的になっている
⇒葛藤や問題があっても、めげずに克服できると感じられる。
バッチフラワーレメディ「ゴース 」
おすすめなタイプ
・色んな事を試したが上手くいかない(追い詰められた)
・何をしても無駄
・病気に対して絶望している
・長期的な病気に苦しんでいる
望ましい変化
何をしても無駄⇒希望が見えてくる。
うつの症状「不眠」に対応するフラワーエッセンス
ここでは、不眠に対応するボトルをご紹介します。
「レスキューナイト」
おすすめなタイプ
・ストレスが多く疲れているのに眠れない
・心配事や不安感によって眠れない
・緊張して寝つきが悪い、眠れない
望ましい変化
ストレスや緊張感、不安感による不眠⇒穏やかな眠りに導く。
うつの症状「衝動・強迫観念」に対応するフラワーエッセンス
ここでは、衝動的行動や強迫観念に対応するボトルをご紹介します。
バッチフラワーレメディ「チェリープラム」
おすすめなタイプ
・自傷行為
・過食や暴飲
・何かを破壊したい衝動
・自暴自棄
望ましい変化
感情的・発作的な行動
⇒自分の感情や行動をコントロールできるようになる。
バッチフラワーレメディ「クラブアップル」
おすすめなタイプ
・自分は罪深くて汚れていると感じている。
・小さい頃、親や周りに褒められずに育った
・何回も手や身体を洗う(強迫観念)
・断薬による離脱症状
・入院・通院による精神的な負担
望ましい変化
こんな自分は嫌だと感じている
⇒ありのままの自分を受け入れる
以上、うつの症状から選ぶバッチフラワーエッセンスをご紹介しました。
少しでも参考になれれば幸いです。
参考文献:メヒトヒルト・シェファー著『バッチの花療法』、ディートマー・クレーマー著『バッチフラワーニューセラピーⅠ』