うつ病

うつ病になると顔の表情はどうなる?元うつが説明する顔つきの特徴まとめ

2019年12月9日

うつ病になると、顔の表情に変化があらわれる事をご存知ですか?

今回は、元うつだった筆者がうつ病の人の顔つきの特徴をまとめました。

また、私のうつ病時代の表情を、うつ病予備軍~初期~療養中と段階に分けて説明していますので、どうぞ参考になさって下さい。

【うつ病】顔つきの特徴をまとめてみました

こんにちは。うつ病体験記ブロガーの「しま」と申します。

 

うつ病になるとなりやすい顔つきがあるんですよ。

まずは、主な特徴をご覧下さい。

 

・ひきつる・こわばる

・痙攣(けいれん)

・しかめっ面

・微笑み型

・無表情

・憔悴(しょうすい)しきった表情

・今にも泣き出しそうな表情

 

こうやってみると、色んな表情がありますよね。

 

それでは、一つずつ説明していきますね。

微笑み型

ウツになっても苦しさを隠しながら無理に笑おうとするため、顔がひきつったような表情になる人がいます。

 

イライラ・しかめっ面

普段穏やかで優しい人だったのに、イライラする事が増えてしかめっ面をするなど表情がきつくなる場合もあります。

 

泣きそうな表情

反対に、悲観的になり泣き出しそうな表情をしている人。

 

無表情

喜怒哀楽の感情が感じにくくなり、能面のような無表情をする人。

 

憔悴しきった表情

いかにも病人だとわかるくらい頬がこけ、憔悴しきったような表情になる方もいます。

 

 

このように、うつ病になると人によって症状が顔に現れやすくなるのです。

 

中には、うつ病に見えない表情もある

先ほどうつ病になるとなりやすい表情をご紹介しましたが、

これらの表情の中には、一見するとうつ病には見えない場合もあるんですよ。

 

今では、「ウツになると元気がなくなる」と分かっている人も多いので、

口数が少なくぼーっとしていたり憔悴した表情の人がいたら、「あの人うつかもしれない」と気づくかもしれませんね。

 

ですが、ひどくイライラしている人いつもニコニコしている人の場合は、

周りの人が見ても「元気がないようには見えない」ため、欝である事が気づきにくいようです。

 

まさかあの人が欝だったなんて、という事もあるわけですね。

 

また、うつ病の人はなかなか自分の本心を口に出す事は少ないです。

そのため、さらに発見しにくいと言えるでしょう。

 

私も、初期段階の時は症状を感じながらも周りに気づかれないように隠していました。

 

 

実は、上記のようなイライラやニコニコ型はうつ病の初期段階であるため、

長年付き合っている友人や家族、恋人が最近急にイライラするようになったり、

逆にニコニコしていてもふと暗い表情をするような場合、それを見逃さない事で、早期発見につながる可能性が高くなります。

 

 

身近な人が「いつもと違う」変化にいち早く気付き、手を差し伸べてあげることで

大切な人を早く苦しさから救ってあげられるかもしれません。

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うつ病になると顔の表情はどうなる?【元欝病だった私の場合】

ここでは、筆者がうつ病だった頃の顔の表情についてお話したいと思います。

※以下の症状には、個人差があります。

 

私はうつ病と診断されて8年間、ほぼひきこもり状態でした。

そんな私のうつ病時代の表情を、わかりやすく

「うつ病予備軍の時代」「うつ病初期段階」「うつ病で療養中」など

その時その時の表情でご紹介しますね。

 

大切な人がうつ病かもしれないと悩んでいる方には

何かしらのヒントになるかと思いますので、ぜひ参考になさって下さい。

 

うつ病予備軍(学生時代)の時の顔の表情

まずは、うつ病になる前の予備軍時代からご紹介しますね。

 

幼い頃の私は、友達と外で元気に遊んだりするいわゆる普通の子供でしたので、

当時の写真を見ると顔の表情は明るく、笑顔が自然でとにかく幸せそうという印象。

 

ですが、私は小さい頃から変化に対応するのが苦手なタイプで

小学校の転校をきっかけに自分の殻に閉じこもるようになってしまいます。

 

転校後は、学校から帰ると夕飯の時間までソファで眠る事が多くなりました。

知らなかったのですが、調べてみると「子供のうつ」の一つに『過眠の傾向』もあるようです。

 

友達と遊ぶ事はありましたが、転校前と比べると子供らしく活発に動き回る事がかなり減ったように感じます。

 

引っ越した新築の家で撮った当時の写真を見ると、

顔の表情からは楽しそうな明るい印象は消え、やる気のないような力の抜けた表情をしていました。

 

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うつ病初期(短大時代)の時の顔の表情

次は、うつ病の初期段階です。

 

小学校の転校で自分の殻に閉じこもるようになった後、

中学、高校へと進み、そしてそのまま短大へ進学します。

 

私が今振り返ってみて、「うつ病の初期段階」だったのではと感じるのは短大生になった頃からです。

 

その頃からイライラ感が強くなり、人のちょっとした言葉や仕草に過剰に反応(イライラ)してしまっている自分に気づきます。

それでも、

「イライラしている自分の感情を出してしまったら周りが驚いてしまう」

「生活に支障が出てしまっては困る」

という無意識の防衛反応から、イライラ感を周りに見せないようにしていました。

 

そんな当時の写真を見ると、目をつむっている事が多かったり

卒業写真では、無理やり笑顔を作っているような引きつった表情をしていました。

今思うと、かわいそうな事をしていたな~と思います。

 

 

うつ病初期(就職後)の時の顔の表情

次に、うつ病初期(就職後)の時代の様子と表情を説明しますね。

 

短大を卒業後、保育士の仕事に就職。

交代制で朝7時から出勤することもありました。

 

この時くらいからですね~。夜、幻覚が見えるようになり、思考がぐるぐる巡って眠れないなどの症状があらわたのは。

あまりにも辛すぎたので、自分で調べて心療内科に受診しました。(診断結果は「うつ状態」)

 

ここからは朝起きるのが辛くなり、仕事を欠勤しながらも根性だけでなんとか1年間続け、子ども達の卒業を見届けてから都合をつけて退社しました。

 

この時の写真の私は、伏し目がちで焦点が合っておらず、乏しい表情をしていました。

 

うつ病療養中の時の顔の表情

最後に、うつ病の療養中の表情の様子をご説明します。

 

やっとこさ仕事を辞め、本格的に自宅療養に入った私は、その後、約8年もの間自宅療養をすることになりました。

その時代の私の表情は、

 

・ボーッとした表情

・著しい感情の乏しさからくる能面のような無表情

・怒りの感情によるしかめっ面

・緊張感が強く硬い表情

 

など、周りから見て明らかにわかるくらい色んな表情をしていました。

 

眉間にギューッと力が入ってしまい、目が痛くなったり眉間にしわを寄せる事が多い時期もありました。

 

ウツの症状が軽くなったり回復すると、表情も元に戻りますので安心してくださいね。

 

以上が、筆者のうつ病前~療養中時代の顔の表情になります。

 

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以上、「うつ病になると顔の表情はどうなる?元うつが解説する顔つきの特徴まとめ」でした。

最後までご覧下さりありがとうございました。

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