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うつ病を克服したい方へおすすめの本4選【思考や感情がラクになる本】

2020年1月18日

うつ病を約8年間患った筆者が、

「マイナス思考を克服するきっかけとなった本」

「感情を癒すのに役立ってくれた本」

をご紹介します。

 

現在、うつ病で自分の思考や感情に苦しまれている方にぜひ読んでいただきたい、

おすすめの本を厳選しています。

ぜひ最後までご覧頂けますと嬉しいです。

うつ病を克服したい方へおすすめの本4選【思考がラクになる本】

これからご紹介する本は、

当時、私がうつ病で辛かった時や、

回復期に読んでいた本です。

 

うつ病で、自分の思考や感情にとらわれて苦しんでいる方はもちろんのこと、

世の中の、癒しを求めるすべての人たちにおすすめできるような

素晴らしい本だと感じています。

 

ぜひ、あなたのピンとくる本を手にとっていただき、

人生のバイブルになってくれればと思います。

 

今回は、

筆者が実際に読んだ時の感想と、

Amazonのレビューより参考になりそうな方の感想を選んで

載せています。ぜひ参考になさって下さい。

 

『ニューアース』/エックハルト・トール

本『ニューアース』の著者「エックハルト・トール」とは?

1948年2月16日生まれ。ドイツ生まれでカナダ在住。特定の宗教あるいは伝統的な教義に属さなさい現代のスピリチュアルな指導者。

ーウィキペディアより抜粋ー

 

この本の特徴

アメリカのスピリチュアル・マスターである

エックハルト・トール氏による三冊目の本。

全米で580万部突破、世界37か国で翻訳されている大ベストセラー本です。

 

一人ひとりの意識が変化し、「目覚める」ことで、

私達人類が直面している危機(貧困・暴力・異常気象など)から抜け出せると彼は言います。

 

そのためには、自分のエゴに気づき、「いま、この瞬間」を感じるだけ。

この本は、「いまに在る」ことについて色んな角度から語られています。

 

筆者(しま)の感想

こちらの本は、ヒプノセラピストさんからのおすすめがきっかけで読んでいました。

当時は「文字数が多いし、内容もなんだか難しいな~。」と感じていたのですが、

それでも少しずつ読み進めているうちに、頭の中の忙しい思考が静まり、気持ちがふっと楽になる瞬間がありました。

本を読むだけで思考が楽になる感覚はとても不思議でしたが、どうやら人間の偏った考え方や思い込みが外れるような内容になっているようです。

全て読破したわけではないですが、それでも苦しみを生み出しているのは思考なんだと気づくきっかけになれた本です。

 

読者の感想(Amazonレビューより参照)

kindle本で購入し、いつも手元に置きたいと再度購入しました。
何度も読み返しながら、日々の生活に活用しています。
この本を読んでからは泣くことが少なくなりました。
病院を渡り歩き、精神科にも通院し、薬の副作用で
自分自身を壊しそうになりましたが、この本のおかげで
薬の力も借りず、穏やかに生きられるようになりました。
おすすめの一冊です。

 

ちなみに、エックハルト・トールさんの本で

『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』

という本があるのですが、

こちらはQ&Aの対話形式になっているので

よりシンプルで読みやすいかと思います。

興味がある方はどうぞご覧になってみてください。

 

『生命の贈り物』/ハワード・ウィルズ


本『生命の贈り物』の著者「ハワード・ウィルズ」とは?

アメリカ合衆国ニューヨーク州在住。

聖なる存在によってもたらされた”生命の祈り”により、

数々の奇跡的なヒーリングを行ってきている。

ー『著者紹介』より抜粋ー

 

この本の特徴

1974年に、著者であるハワードさんが

神聖な霊感を受けてもたらされたとされる”生命の祈り”は、

身体的・精神的な問題を抱えている

すべての人の意識を高め、癒しをもたらす祈りとなっています。

 

本に書かれた祈りを

30日~60日間連続して唱えることで、

一定の波動が確立されるそうです。

 

また、生命の祈りによって癒された人々の物語も収録されています。

 

 

筆者(しま)の感想

こちらも、同じヒプノセラピストの方におすすめされた本です。

祈りの文章を読み上げていると、なんだか心の内側が浄化されるような感覚があります。

「許しの祈り」は、心が傷ついた経験を癒すのに役立つと感じました。

過去のツライ体験に『とらわれている状態』から、

少しずつですが、抜けだす『余白(スペース)』が生まれるような感じでしょうか。

 

読者の感想(Amazonレビューより参照)

購入して、あと数日で一ヶ月経ちます。毎日一回読んでいます。読むととても気分が良くなります。読むたびに落ち着いた精神状態になれます。気分が良くなります。3ヶ月目、6ヶ月目・・・と続けていくとどうなるか、楽しみです。とっても素晴らしい本なので大変気に入っております。

 

『「いまここ」にさとりを選択する生きかた』/やまがみてるお


本『いまここにさとりを選択する生き方』の著者「やまがみてるお」とは?

作家・ノンデュアリティティーチャー。

著述やサポート活動を通して、

その人本来の喜びの人生を生きるお手伝いをしています。

ー『公式ブログプロフィール』より抜粋ー

 

この本の特徴

作者のやまがみさんが欝を経験した時、

エックハルト・トールの本

『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』と出会い、

思考からはなれた自分を発見したそうです。

 

その後、独自に

欝の苦しい思考と同一化している状態から離れる方法を探し、

「さとり」の状態を定着させる事に成功。

 

この本の中では、

「さとり」の状態を生きるための方法をわかりやすく解説しています。

 

筆者(しま)の感想

私は欝を回復してからも、思考が楽になる考え方や感情を癒す方法を日々実践していました。

そして、過去や未来、思考や感情にとらわれず”いまここ”にある幸せに気付ける「さとり」という存在を知ってからは、

悟りに関連する人の動画を観たり本を読んだりするのが好きになり、

やまがみてるおさんの動画や書籍も熱心に見ていました。

1度、やまがみてるおさんの個人セミナーを受け、ご本人にお会いしたこともあります。

やまがみさんは、優しさと情熱を合わせ持った方で、時間いっぱいまで真剣に向き合って対応してくださった事を今でも覚えています。

 

やまがみさんはセミナーの中で

「感情を抑える傾向が強い人は感情解放が先、その次に思考観察」とおっしゃられていました。

この本は、感情解放ワークや思考観察のやり方を学べるので、

溜まっている感情をクリアにしたい方や、ぐるぐる思考から抜け出したい方におすすめです。

 

読者の感想(Amazonレビューより参照)

「内在の存在に気づくエクササイズ」その1
とっても気に入ってます。
はじめてこのエクササイズを試みたときには大変な安堵感に包まれました。
久しぶりに深く眠ることができ、そのおかげなのかな…人生が新たな流れに乗りました。

 

『ヒプノセラピーの教科書―はじめての人もひとりでできる』/小瀬村 真弓


本『ヒプノセラピーの教科書』の著者「小瀬村 真弓」とは?

ヒプノセラピスト。

現在、4児の母をしながらカウンセラーとして活動中。

ー『プロフィール』より抜粋ー

 

この本の特徴

『ひとりでできるヒプノセラピー』

『ヒプノセラピー自分の感情を見る練習』

に加筆訂正・改編した合本増補版。

「怒り」や「恐れ」などの感情について解説。

自分の感情を見る練習や

ヒプノセラピーについての予備知識の説明があるので、

安心してCD誘導瞑想を行うことができます。

 

 

筆者の感想

私は、この本の前に出版されていた

『ひとりでできるヒプノセラピー』を読み、

付属のCDでヒプノ瞑想も試してみました。

著者の小瀬村真弓さんの声はとても優しくて安心感がありました。

子供の頃にトラウマがある方には、

インナーチャイルドを癒すヒプノセラピーがおすすめです。

 

読者の感想(Amazonレビューより参照)

とてもわかりやすく、読みやすいです☆
感情のしくみや、自分自身の心の動きを感じられるので心がホッとします。
ヒプノセラピーでの、感じもわかるし、初めてヒプノセラピーを知りたい、やってみたいと思う方は良いかとおもいます!

 

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これらの本を読むことが、うつ病の克服におすすめな理由とは?

うつ病になると、不安、恐怖、悲しみなど

マイナス思考や感情がコントロールできない状態になります。

欝病の薬を飲むとある程度回復はできますが、

なかなか自分の思考のクセは治りづらいし、溜まっている感情は消えてはくれないものです。

 

うつ病を長い間経験してきた私も、その辛さが身にしみてわかります。

 

うつ病になってしまう理由は人それぞれですが、

無意識に考えやすい偏った思考があったり

つい感情を抑圧してしまう傾向にある方は、

長い時間をかけてでも、意識的に今までの考え方そのものを変える必要があると強く感じます。

 

自分の思考に気づき、修正してあげることはとても大切ですし、

溜め込んでいる怒りや悲しみの感情を自分で認めてあげる事もとても大切な作業です。

 

そのためにも、上記でご紹介した本はおすすめです。

思考そのものに疑問を投げかけるような本であったり

感情を解放する内容が書かれていたりします。

 

これらの本を読んだり、書いてある内容を実践する事によって、

自分の思考のクセに気づけたり、

溜め込んでいた感情をちゃんと見てあげる事ができると思います。

 

ただし、ページ数が多い本や、内容的に難しい本もあったりするので、

ある程度回復してきた方におすすめします。

そもそも本を読む事自体がツライと感じる方は、

まずはしっかりと休養される事を心がけるようにして下さいね。

 

向き不向きはありますが、少しでも興味を持たれた方や

「自分の考え方としっかりと向き合いたい」

「感情を解放し、癒したい」

「病気が長く続いている」

「再発予防に気をつけたい」

といった方にはぜひおすすめしたい本です。

 

これらの本を読んで少しでも思考や感情が楽になったり

毎日の生活の中に幸せを感じるような瞬間が増えると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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