うつ病

うつ病の症状「耳鳴り」はなぜ起こる?原因と対策をご紹介します

2020年1月3日

こんにちは。うつ病体験記ブロガーの「しま」と申します。

 

あなたは、うつ病で耳鳴りに悩まされていませんか?

今回は、

・うつ病になると耳鳴りの症状が現れる原因

・耳鳴りの聞こえ方

・耳鳴りの改善策

などについてご紹介しますので、どうぞご参考下さい。

うつ病になると「耳鳴り」の症状が現れる原因とは

うつ病になると、心理的な症状の他に

頭痛やめまいなどの身体的な症状が現れる事もあります。

 

私はうつ病を約8年間ほど経験しましたが、

耳鳴りの症状に悩まされた記憶がなんとなく残っています。

 

このことから、

個人的には、「うつ病になると耳鳴りの症状が現れる」

と言えるのではないかと感じています。

 

調べてみますと、

一般的に耳鳴りが起こる原因

・加齢

・騒音

・耳垢

・投薬 etc...

 

これらによって引き起こされるそうです。

 

さらに、これらに加えて

・ストレス

・不安

のような心理的ストレスを感じている場合も、

耳鳴りを悪化させる可能性があるそうです。

 

 

また、耳鳴りに対して不快感が強い場合、

・ネガティブな反応(不安・恐怖・不幸など)

が感じやすくなるため

ストレスを引き起こしてしまい、

さらに耳鳴りが増幅するなどの悪循環になってしまう可能性があるようです。

 

 

やはり、

うつ病の人が抱えている不安や恐怖などのストレスは

耳鳴りを引き起こす原因になると言えそうですね。。

 

「耳鳴り」の聞こえ方は人によって様々!

「耳鳴り」という漢字を見ると

実際に音が鳴って耳に聞こえていると勘違いしてしまいますが、

 

実は、耳鳴りは「脳の過剰な反応」によって起こるのだそうです。

 

そんな耳鳴りの聞こえ方は人それぞれで、

・キーンという高い音

・ブーンという低い音

・セミが鳴くような音「ジー」

・「シャンシャンシャン」

・テレビの電源が切れるような音「ブゥン」

・踏切音のような「カンカンカン」

など、実に様々。

 

私の場合は、上記のほとんどの音が聞こえましたが、

特にキーンという高い音が多く

かなり大きい音で鳴る時もあり、不快だった記憶があります。

 

 

また、耳鳴りによって

・人の声が聞こえにくい

・眠ろうと横になっている時に鳴ることが多い

 

など、日常が困難に感じるケースもあるため、

早めに対策したい症状と言えます。

 

うつ病の症状「耳鳴り」はどのように治す?

まずお伝えしたいのは、

うつ病が改善するにつれ、「耳鳴り」の症状も改善されるということです。

 

現在、うつ病による耳鳴りで悩んでいる方は、

次の対策をしっかりと取ってみてくださいね。

 

・心療内科で処方されている薬を飲む

・しっかり休養する

・リラックスする

 

 

まず、「心療内科で処方されている薬を飲む」ことについてですが、

うつ病の人の脳は不安や恐怖などのストレスを感じやすい状態になっているため、

抗不安薬や精神安定剤など、うつ病の患者さんに処方される薬を飲むことで

脳内の神経の乱れを整える必要があるからです。

 

 

また、うつ病の基本的な治療法ともいえる

「しっかり休養する」や「リラックスする」

耳鳴りの改善にも大いに役立ちます。

 

 

うつ病の方はご自身に厳しく、周りの人に頼ることが苦手な方が多いため

ご自身が負担になる行動を自らとってしまう傾向があるかもしれません。

 

ですが、ここはひとつ

「大変な時は休んでもいい」と自分に許可を与えてあげてください。

そして、毎日の生活の中で「自分がリラックスできること」を取り入れる工夫をされる事をおすすめします。

 

個人的におすすめなリラックス方法は、

・ゆっくり半身浴をする

・ゆっくり散歩する

・好きなアロマの香りを嗅ぐ

・リラックスできる音楽を聴く

・瞑想する

などです。

 

また、人によっては

・好きなマンガを借りてみる

・ペットなど、動物と触れ合う

・時には思いっきり眠る

などもあるかもしれませんね。

 

上記以外でもなんでもいいのですが、

ご自身が実際にリラックスできる方法を見つけ、

日常に多く取り入れる事がポイントです。

 

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うつ病の薬の副作用に「耳鳴り」はあるのか?

調べてみると、

うつ病の薬を飲むとよけい耳鳴りがひどくなるように感じる

という方もいるとのことでした。

 

そこで思い返してみたのですが、

私も心療内科に通うようになってから、

めまいや耳鳴りといった身体的な症状が増したように感じた時期があったように感じます。

 

薬が合っていなかったのか、薬の副作用だったのか。。。

今となっては定かではありませんが、

私の場合は、主治医と相談しながら自分に合う薬を探していくうちに、

うつ病の改善とともに耳鳴りも気にならなくなっていました。

 

 

ただし、めまいは薬の副作用の場合があります。

この場合は主治医や薬剤師の方から説明があるかとは思いますが、

ご自身でも処方箋に書いてある内容をよく読み、

副作用の内容を知っておくことが大切ですね。

 

ストレスの原因を知る事が「耳鳴り」改善への近道

うつ病が軽くなるにつれて耳鳴りの症状はだいぶ改善されますが、

 

私の場合は、まだ時々キーンという高い音の耳鳴りが聞こえる事があります。

ですが、耳鳴りがひどかった時に比べるとそれはささいなもので、

睡眠に支障が出ることはありませんし、

普段の日常も問題なく過ごせています。

 

まあ、特に気にならない程度、という感じでしょうか。

 

ですが、やはりストレスと耳鳴りは切っても切れない関係のようで、

ストレスを感じている時には耳鳴りの症状が現れやすいように感じます。

 

特に一番ひどかった耳鳴りは、実は割と最近のことで、

毎日の家事に追われて忙しく過ごしている日が続いた時に、

自分の部屋へ戻りぐったりベッドに横になると

突然「カーンカーン!」という踏切音に似た耳鳴り音が頭の中で大きく響きわたり

とても驚いたことがあります。

 

家の近くに踏切はないので、「え?何で?」とびっくりしました。

 

慌ててネットで調べてみると、どうやらストレスからくる耳鳴りの症状らしい事がわかり、

ああ、やっぱりストレスか・・・と納得。

家族にもこの事を話し、家事を分担してもらうことで耳鳴りから解消されました。

 

このように、耳鳴りは何らかのストレスを感じているサインであり、

ストレスの原因を知って対策することで改善されます。

 

特に普段とは違う耳鳴りが聞こえる場合は、

いつもと違うストレスを感じていないかと、振り返ってみる事もオススメです。

 

 

 

うつ病の症状「耳鳴り」についての説明は以上になります。

ありがとうございました。

参考文献URL:原因を知る事が治療 知っておきたい耳鳴りのこと|社会福祉法人 恩賜財団済生会

参考文献URL:耳鳴り 事例-耳鳴りの原因/ReSound

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